サッカー選手サッカー選手というと背が高くて、足も速いというイメージがあります。しかし、プロのサッカー選手を見ると、一般人に比べて背があまり高くない選手もいますし、足の速さも選手ごとに違いがあります。では、背の高さと足の速さが、最も実力に関係するのはどのポジションでしょうか。まず、背が高いと絶対的に有利なポジションがあります。それはゴールキーパーです。背が高ければ、手足も長くなり、それによって守備範囲が広くなるからです。もちろんゴールキーパーは守備範囲の広さ以外にもボールを扱う技術などさまざまなスキルが求められるポジションなのですが、ほかのポジションに比べて体の大きさが能力に影響する度合いは大きいと言えます。実際に日本だけではなく、世界的に見てもゴールキーパーの選手の平均身長はそのほかのポジション選手の平均身長より数cm高いという事実があるのです。

それでは足の速さが最も影響するポジションはどこでしょうか。一見するとゴールキーパー以外はどのポジションも、足の速さによる影響は同じように感じるかもしれませんが、実は足が速いと一番有利なのはフォワードです。フォワードは後方からの味方のパスを受ける機会が多いポジションです。敵のディフェンスが追い付けないパスでも味方のフォワードが俊足であればボールに追いつくことが可能になり、それによって得点につながるのです。サッカー選手にとって背の高さや足の速さは重要ですが、ポジションによってもその重要度は変わってくるのです。